2011年国内ゲーム市場規模減少傾向に

エンターブレインから2011年度のゲーム市場規模(ソフト/ハード)が発表
されたので個人的感想と併せて紹介したい。

ハードウェアの方は横ばいで推移しているものの、ソフトウェアが前年比
86.3%を振るわずといった印象。

引用元の記事にもある通り目だったヒットタイトルに恵まれなかった事が
大きな要因と考えられるが、スマートフォン用のソーシャルゲーム
ユーザーの時間と金を奪われてしまっているのではないかと個人的には
推測している。

また、気になる動向としては既存ユーザーを対象としたリメイクのタイトル
が多く、新規ユーザーを獲得できるようなキラータイトルが少なかった事。

新規タイトルの開発には大きなリスクを伴うが故にリメイクが増えてしまう
のは経営上の判断かも知れないが、新規ユーザーを積極的に獲得するような
ユニークなタイトルを増やしていかないと先細っていくのではないかと危惧
してしまう。


【年間市場規模比較】
(2010年の集計期間は2009年12月28日〜2010年12月26日)

<2010年(52週)>
ハード:1755億9000万円
ソフト:3181億7000万円
合計 :4937億6000万円

<2011年(52週)>
ハード:1797億4000万円(昨年対比102.4%)
ソフト:2746億4000万円(昨年対比86.3%)
合計 :4543億8000万円(昨年対比92.0%)

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ソース:
2011年国内ゲーム市場規模は約4543.8億円に――エンターブレインが発表
http://www.famitsu.com/news/201201/05008021.html

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