スタートアップメンバーの必要性とリクルートの難しさ

アドバイザーとして相談させて頂いている中野先生が、All Aboutに興味深い
寄稿を寄せていたので、今日はそれを題材に書いてみたい。


歴代の偉大なアントレプレナー(ファウンダー)は、必ずと言って良いほど
優秀な同志と共に起業している。


GREEの田中社長であれば副社長の山岸氏、CTOの藤本氏、CFOの青柳氏であり、
こういったプロリーマン(プロとして社会人を経験してきた人たち)の
協力なしでは現在の成長は為し得なかっただろう。


海外であれば、Facebookのシード段階からマーク・ザッカーバーグを支えた
ダスティン・モスコヴィッツ氏、クリス・ヒューズ氏がそうだろう。


これはベンチャーに限った内容では無いが、「人・モノ・金・情報」という
経営資源のうち、人(ヒューマンリソース)はとりわけ重要な存在である。


少々乱暴な言い方だが「モノ・金・情報」を外部から調達する事はそう難しくない。
しかし、企業のコア・バリューを生み出す「人」は、容易に集める事は難しく、
お金を出せば会社とってプラスとなる人に来て貰えるかというとそうでも無いので、
これが一番問題だろう。


実際アクションを起こして、技術的に優れた方には多数お会いした感想としては
既に起業直前のステージにいるか、信頼性という部分で不安感が残るかという
両極端に位置しているのが現状のように思う。
(この場合の不安感は、目の前の障害を一緒に乗り越えてくれるかどうかという問題)


「まずは起動に乗せるのが重要」という意見と「ベンチャーは人が全て。
スタートアップで優秀なメンバーをリクルートできないと厳しい」という
二つの意見があり、どちらの方向で進めるのかもう少し悩みそうだ。

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成功者にはビジネスパートナーがいる
http://focus.allabout.co.jp/gm/gc/381577/?from=ameblo.jp

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